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2012年12月アーカイブ

キュビズムとバレエ衣裳

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Cubizum-Ballet Costume

 

キュビズムとは、簡単に説明すると20世紀にピカソらによって流行した絵画の手法で、人物や静物を正方形や面の組み合わせによって出来ていると捉え、それを2次元のキャンバスにおこし絵画にしました。




私は衣裳制作においては独学で技術を身につけてきました。まだまだ研究過程で、どうやったらダンサーが美しく見えるか常に観察を実験を繰り返し、まだまだ完成系というものを作っていませんが、

 

私は、ひとつ気付いたことがあります。


立体裁断という技術もありますが、私は図面を引いて衣裳を制作しています。
これはキュビズムの感覚に非常に近いということにたどり着きました。

 

以前も、衣裳制作にあたり、人物の立体感を面で捉えて、それをそのまま紙に書く,,,というような文章を書きましたが、
ピカソの絵画を見ていて思ったのです。

 

あ!衣裳のパターンってこの原理だ!,,,,と。

 

添付画像をご参照いただけるとわかりやすいと思いますが、左の女性の洋服に着目してください。

バレエの衣裳のパターンとどこか似ていませんか?

 

人物を面で捉えるという目線は右図の絵のカクカクしたかたち,,,,
このような感覚で人をみるのが、「人物を面で捉える」ということなのです。

 

私は、なぜこの説明の仕方に気付かなかったのだろう,,,と、思いました。

 

バレエ衣装の作り方に哲学を持たせれば、衣裳自体が芸術になり、その芸術を纏い踊る...
 

これって最高に気持ちよい特別の感覚を味わえるのではないでしょうか?

 

常に最高の衣裳をつくる,,,

私はお衣裳の一点一点が芸術作品だと思って制作してます。

そしてそれは時代の先端のファッションでもあり、また廃ることのない芸術として位置づけられる。

 

そう、衣装はとても絵画的でドラマチックなのです。

 

そんなお衣裳を作っていきたいと思ってます。

 


 

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