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バレエ衣装 ー染色ー

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Gradation

 

 
チュチュやジョーゼットをグラデーションに染織すると、色彩が深みを増して、美しく、効果的です。
でも、私が思うグラデーション染織のもうひとつの重要な効果は、「構図を上に保つことができる」ことにあると思います。
 
「構図?何それ?」ってなるかもしれません。
これから、その自論を。
 
デッサンや絵を書く上で、まず画用紙にモチーフをどう配置するか、考えます。
どう描けば、バランスよく収まるかな??と。
絵画教室に通ったことがある方とかピンとくると思いますが、絵の先生に「構図が下がってるよ。もっと上に!」と、気持ち上にモチーフを描く意識で描きましょう。と、いうことから教わります。
極端な話、人物を画面に入れる時、「頭の天辺は多少切れてもいいけど、足は下までちゃんと入れましょう。」と言われるくらい、画面上、バランスを上に保つというのが、絵画の基本としてあります。
 
もちろん、わざと構図を下げてデザインされてるグラフィックや絵画は沢山あり、それが効果的な場合もあります。
 
でもバレエはポアントで立つくらい、重力がないかのように、「上に上に!」と教わりますね。
だから、バランスが上にある印象を与えることは重要です。
 
 
 
いうなれば、頭から膝辺りまでの衣装を着ている部分を、キャンバスに例えるとします。
そして、そのキャンバス内でデザインする時、重心やバランスが上にある事を位地付けるのに、真ん中当たりに色を入れることによって、構図を上にみせることが出来たりします。
意識的にそういう風に見る観客はいないと思いますが、グラデーション染色をしてる衣装を見ると、どこか「ふーっ」と、息が抜けるような感覚を味わっているのではないでしょうか。
 
 
飾りをパニエやスカートの裾に飾りを付けるとどうしても重たいバランスに見えるので、そんな時は、グラデーション染織の技法を使うことで、印象を上に保つことが出来るので、効果的に染織するのをオススメします。
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