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伝統と格式

ロダロマ派.jpg

Tradition & Formal

 

狩野派。

室町時代の後期から江戸時代の後期にかけてなんと400年続いた日本美術史上最大の派閥。
なに!この巨大な組織!?息が長過ぎる!
日本画は迫力と繊細さを兼ね備え本当に素晴らしいものです。
でもこの400年続いていたと知ったときは、本当に驚きました。
その背後は繊細さより迫力。
各時代、一門の長がいる。狩野永徳。。探幽。山雪。。
これ、現代に置き換えると、立派な会社みたいなもの。
事業内容:美術絵画制作販売 
天皇や幕府の「クライアント」がいて、東京とか京都とか他地方に「支社」的なものがあり、「支社長」的な代表の画家がいる。門下生はアシスタント社員。出世の手段は画力。みたいな。
どことなく、芸術の世界でお金の話は下世話な感じもありますが、でも仕事をするとギャラが発生する訳ですから、経理の人とか、マーチャンダイザー的な役割の人もいたんでしょうか?
色々想像してしまいます。
400年間成功したアーティスト集団をかかえる組織の裏事情。
面白いビジネス展開していたんでしょうね、きっと。
 
 
 
 
 
 
 
バレエカンパニーも『パリ・オペラ座』『ロイヤルバレエ』『マリンスキー』『ABT』・・・と沢山あり、どこもオリジナルのカラーを持ち、その歴史ある伝統と格式は素晴らしいものです。
 
 
私も始まりは、いちクリエイターとして、作りたいもの、表現したいものがあり、LodaLomaを立ち上げました。
しかしそんな自己顕示欲的感情がの強すぎては、バレエ衣装は確立しません。
 
 
ダンサーという主体に、いかに自分のセンスを撹拌するか。
そのためには、ひとつを深く追求すること。
そのひとつのためにも色んな分野にアンテナを張り、感度の高い主観を保ち続けること。
そうして『Loda Loma』をひとつのブランドとしてクオリティの高いものをアウトプットできたらなと思っています。
 
 
話は戻って、狩野派の組織について冒頭でかきましたが、狩野派のどの画家においても、世界に誇る画力とセンスは言葉で表現できないくらい、魂にダイレクトに刺激してきます。
だからこそ400年。
素晴らしい作品が、自然と歴史を作ったのでしょう。
尊敬と敬意をはらいます。
 
ちなみに私は狩野山雪の力強い構図力と繊細な線のタッチが大好きです。
『老梅図襖』を生で見てみたいのですが、メトロポリタン美術館はさすがに遠い。笑。でも、近い将来、見に行くでしょう。足を運ばせてしまう引力が素敵な作品には宿っているんです。
そう、『引力』・・重要ですね。
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